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肋骨骨折

管理人 肋骨骨折日時記録

骨折日時 治癒時期 骨折日時 治癒時期
04年 5月14日 04年 6月末 05年 8月 5日 05年 8月末
04年10月12日 05年 3月頃 06年 1月18日 06年 2月中頃
05年 4月 8日 05年 4月末
05年 5月22日 05年 6月末

 

肋骨骨折は外来で高頻度に見られる骨折の一つです。転倒や打撲などの外傷によって発症する場合と、スポーツ活動や風邪などによる疲労骨折として発生する場合とがあります。又、医療類似施行者の施術によって骨折される症例も数多く経験します。

肋骨骨折は骨粗鬆症を基盤とした高齢者に多いように思われますが、意外と体格のしっかりした若年者にもよく見受けられます。症状は持続する胸部痛です。痛みは咳や深呼吸、体動時にて増強します。時に、気胸や血胸を合併し、呼吸困難を訴える症例もありますので要注意です。

診断はレントゲン検査(前後像・斜位像)が不可欠です。しかし、転位のない症例(ずれを認めない症例)では骨折線が発見できない事が往々にしてあります。又、肋軟骨部での骨折は肋軟骨がレントゲンに写らないため診断が困難となります。従って、問診や自覚症状、診察所見を重要視し、診断にあたる事が大切です。

すなわち、単なる打撲や筋肉痛では日常生活に影響する様な痛みは1週間程度で軽快します。2週間以上にわったて持続する痛みは、常に肋骨骨折や肋軟骨骨折を念頭に置き、必ず2〜3週間後に再レントゲン検査を行う必要があります。初診時に肋骨骨折が発見されなくても、再診時のレントゲン検査で仮骨形成(新しい骨が出来始める状態)が認められて肋骨骨折を確定診断される事をよく経験します。骨折が疑わしければ、2〜3週間後に再診して頂き、再レントゲン検査を行うように勧める事が肝要です。又,風邪などによる、長期間の咳き込みで、疲労骨折を来たす症例もあるので要注意です。

治療は、合併症として気胸や血胸がなければ日常生活動作の指導を行い、痛みに対して非ステロイド系抗炎症剤を処方し、バストバンド固定を行い経過観察します。

 

 

骨折の治癒機転   骨折部の修復経過は6期に分けられる。

   
1)血腫、凝血形成期・・・骨折部を中心に血腫が形成され、その周囲に外傷性炎症反応が進展する

   
2)肉芽形成期・・・繊維芽細胞が働き、毛細血管も進入して徐々に器質化が起こり肉芽細胞が形成される

   
3)繊維性仮骨形成期・・・肉芽細胞は繊維芽細胞から分化した骨芽細胞の働きにより、次第に繊維性仮
                   骨と呼ばれる
類骨組織になる

   
4)一次性骨性仮骨形成期・・・類骨組織にカルシウム塩が沈着するが、まだ構造が不規則で骨梁も粗な
                       段階(
一次性骨性仮骨

   
5)二次性骨性仮骨形成期・・・未熟な一次性仮骨は次第に吸収され、層板構造を有する成熟骨へ置換さ
                      れて二次性骨性仮骨となり、
骨癒合が完成する
                      
二次性骨性仮骨形成は3週〜12週ぐらいのあいだに完了する

   
6)機能的修復期(改変期)・・・骨癒合が完成しても、仮骨は過剰に形成されていて、機能的には軟弱。
                      その後も外力に適応して機能的修復が進む
                      本来の形態に修復されるには
数ヶ月から1年かかる(小児の場合はもっと
                      早い)
 


骨折の治癒期間

骨  名 治癒期間(週)
中手骨
肋骨
鎖骨
前腕骨
上腕骨幹部
上腕骨頚部
両下腿骨・大腿骨
大腿骨頚部 12

↑肋骨の治癒は最低でも3週間かかるのだ!!

骨がつながるのが最低3週間かかるらしく、完全に痛みがとれるまでもう1週間ほどかかることがある。無理しすぎると痛みがとれるのがさらに遅くなることがある。 なお、折れた部分が治りかけの時に再骨折すると治るのが通常より時間がかかってしまうと医者から聞いたことがある。(管理人経験談)

時 期 痛みの状況
受傷直後

 痛いのは打撃を受けた部分だけ。稽古直後は身体も温かい為、ヒビの場合はっきりいってあまり痛くない。「どうせ打撲だろ」と一番勘違いしてしまう時。

 おもいっきりポッキリ折れている場合には、受傷して数時間後から激しい痛みが襲いかかり、歩くのも困難になる。

 ヒビと完全骨折の共通して言えることは、骨に損傷があった場合、受傷直後から腹筋を使った起き上がり動作と、立った状態から寝転がろうとする動作の時に受傷部分がかなり痛む。あと、寝返りで痛い。

受傷日〜5日目くらいまで

 ヒビくらいの場合は次の日もそんなに痛くない。咳やくしゃみで痛みが激増することもこの時点ではまだない。もしくは軽い。

 完全骨折の場合には即日から激しく痛い。歩くのも痛い。階段登るのも痛い。自転車・バイク・車に乗っているとき段差で揺れるだけで痛い。身体捻ると痛い。咳やくしゃみで涙がでそうになるほど痛い。

6日目〜10日目くらい

 ヒビの場合、だんだん、咳やくしゃみで痛みが激増してくるころ。日を追うごとに痛みが増してきて、憂鬱感たっぷりになる。完全骨折・ヒビ両方の場合でも痛みは10 日目頃がピークといえよう。

10日目以降〜20日目

 順調に回復してきていればこの時期のどこかで、ある日突然痛みが軽減する。咳やくしゃみで骨に響かなくなる。ただし起き上がり動作及び寝返りではまだ痛む。

21日目以降

 順調に回復してきていれば、この時期あたりから肋骨の痛みがツッパリ感に変わってくる。こうなればしめたもの。完全回復まで無理をしなければ痛みはとれる。受傷部を強く叩かれるとまだ痛い。でも、筋トレはできるはず。

28日目以降

 順調に回復してきていれば、軽いツッパリ感は残るものの、空手でも軽いスパーリングができるくらいの回復だ。ここまでくればほっておいても大丈夫。10日後にはガチンコスパーで汗を流そう。

 

 

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